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世界教育学会WERAプレゼン

WERA : The World Education Research Association 世界教育学会 
スペイン時間なので、夜中2時半で、おわってほっとしたら、4時半でした。
ZOOMでなく特別なシステムなので、背景がなく、本棚そのまま映ってしまいました。守衛さんにこんな時間?と言われそうでした。
21世紀型スキルの省察ツール開発を活用した グローバル研修の効果ーCLILやSTEAMを取り入れての変容について実践と分析をまとめました。今は コロナ禍で絵画実習には行けないので オンライン研修分析とも絡めています。
WERAから採択をもらってからCOVID19が蔓延し、2年越しにオンライン発表となりました。途中でポスターに切り替えたつもりが、そうなっておらず Paper Presentationと14頁ほどのProceedingsでした。21世紀型スキルとはなにか・・それらを考察し、8年間のフィンランドーイタリアーオーストリアなどに授業訪問してきたCLILやSTEAMの取組みや、チームコラボの価値付けができて私としては一つのピリオドを打っての集大成になりました。
異専門分野は、意義が有り興味深いのですが、専門領域に分かれてしまう大学においては、かくも難しいという話です。日本から発信なので、集大成Video Clipも作成しました。終了後に温かいコメントがささっといくつか来たので、良かったみたいです、ということにしましょう。こういったオンラインでは何人の方が聞いておられるか全くわかりませんが、チャットでのつぶやきは助けられます。
現象ベースの学習やフィンランドの教育システムの深さについては、多くの海外の研究社との交流をとおして学んできました。2019年度は特に事前と事後の伸びが何であったのか、立証できたと思います。今までの全体をまとめると、次の一歩が確かに見えてくると思いました。ここからは、2021年後半は、あたらしい試みを創りたいと思っています。
準備は苦しかったけど、WERAのオンライン発表は、本番は、ほんわかムード。世界のみなさんもどきどきだったようです。
発表者:「わたし、オンラインの部屋にはいれるんかしら・・・これで、見えてるの??」
司会:「いや、そこの青いボタン押して、〇番目の~」
発表者: 「難しい〜っ (ため息ー)〜ーでけへんわ」 (In English)
言うのもあり 始まったら司会者が 途中でいなくなり 自分たちで適当にディスカッションにもなったりしました。
このように、わいわいやりながら始まるります。4日間もあるので、好きな時に入って発表を聞けます。先ほどはお風呂に入る前に、Tanzaniaの、教育の話を聞きました。青空に,長身の先生が黒板を出して、21世紀型スキルとグローバルをやってました。ここでは、先生になる・・ということ・・が誰が統括して許可しているのか、さっぱりわからないが、だれかが先生をやっている・・というのが課題だそうです。昨日はブラジルとロシアの先生が、初任者教員の研修がめちゃめちゃ大変だと言っておられました。しかも研修しても、仕事が大変すぎて、5年で辞める率が高く、公式の研修は追いつかないので、メンティー制度をどうするかという発表でした。次はスペインで ドロップアウトで退学率が上がっている地域が出てる話しが続きました。
いかに日本の学校が、地球上ではこれでも凄い?(様々な意味で、少なくとも離職率は低いです)レベルにいるのかを感じます・・・。免許更新制度が、どうでもよいことに見えてしまいましたが。しかし、教員の修士保持率がだいぶ低いのは確かなようです。それはつまりエビデンスベーストがいかにして理解され得るかに影響しますが、いずれにしても、北欧の教育は参考になりますが、世界の中でも見て行きたいものです。
一度 地球の子午線上をたどり 世界の授業をこの目で見て ケープタウンから北上して見たいと思います。next10年 タスマニア初 パラオ経由で日本チベットのラインも面白そうです。
今夜は、クライマックスにガリシアの音楽が聴けるそうです。本当ならサンチアゴコンポステラで、巡礼の道を少し辿り、Orujoをのんでいるに違いなく、残念です。
また、来年? 会いましょう。来年度は、USA SanDiegoだそうです。
この市の写真は、ウィーン大学のDalton-Puffer先生を招聘させていただきた時に京都を案内したときの、ショットですが、リスナーの方が、「わあ」っと言われていた様子でした。たしかに日本というのは特別な雰囲気を持っています。その日本でもSTEAMや21世紀型スキルに英語でも取り組んでいることを、shareできたようで良かったです。

https://www.youtube.com/watch?v=55lvDAYbh1k   2021WETA Edu21st /Kazuko Kashiwagi