仲矢先生による理系ポスタープレゼン

グローバル時代の教師、グローバルリタラシーの講義も無事、ほぼ終了。
今週木曜日は本学科学教育センターの仲矢史雄教授をお迎えし、「グローバル時代の理系海外ポスタープレゼンのコツ」を講義してもらいました。
大教の附属高校、SSH SGH、アジア、ベトナムの学校への理科研修出講と、まさにご本人がEduport、グローバルな先生です。

受講生は半年の間に自分も研究データとり、海外国内と発表準備している現職たち。パラグラフライティングを学んでから、プレゼン経験直後で、本当の活用場面から学ぶタイムリーな講義となりました。

自分の深めた研究をポスターで海外発表する

型から入って型からでる。やはり発表作法も 根本の論旨展開も、結論の深さも大事です。私も今一度、目から鱗でした。

このように、海外や国内プレゼンやポスター、論文の書き方の講義は、英語の壁以上に、日本人には壁なのに、修士や博士に、位置づけられていません。研究室じまいになっているのは、フェアではないです。

日本の博士課程でも、皆さんが密室でひとりで思考錯誤し、見よう見真似で、何とかしてる感が拭えないです。

フィンランドでは、修士も博士も、英語ライティングクリニックや研究法の講義がいくつもありました。サウナ合宿までして、研究を深め発信し、インパクトファクターの高い学術誌への投稿が出来るよう、サポートしていました。英語がある程度できても、さらなるアカデミックプレゼンへの磨きが凄かったと思います。
ただ教えるのは教授がひきいる T Aや博士上回生です。そういう環境は、教授がオーガナイズしていました。私はそれが良いと思います。教授は必ず全体を俯瞰していました。大切なのは大学教員率いる、ネットワーク、場づくりと、内容オーガナイズです。

日本でこそ、必要な講義内容です。

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まだ今年はグローバルスクールプログラムの存在が広告できておらず、人数は少なかったですが、来年は賑やかになりそうな予感。

この講義は2018より準備し、担当の田中先生と柏木は、一から勉強し直しました。
私はフィンランドのサバティカル研修から、マレーシアのIB国際バカロレア研修から、大阪の多文化共生  TEASO L やC L I L、STEAMなど、21世紀の新しい教育課程を、自ら引っ張っていく、#教育のアントレプレナーズ#を、今一度学び直しました。
田中先生は、 三国ヶ丘高校校長時代は、高校生のビジネスグランプリ受賞を指導され、国際バカロレアの講義をもつ岡山理科大への聞き取りや訪問、Teach for Japanの理事として、まさに東京往復でした。大阪府高校コンソーシアムと連携し、大阪のニーズを掴んでいただきました。イギリス研修では、大阪の先生と一緒に、イギリスの多様だからこそ、学力がのびる学校改革プログラムを率いていただきました。

プログラムは2人で、小学校 中学校、高校、管理職まで、学んでいただけるように練ってきたものです。受講生が、各学校で、教育のアントレプレナーズに育っていただけるよう、大学院に創成したものになります。

さてさて2月から、履修証明プログラムの募集開始! このプログラムも入ります。

大学院は、高いし、時間も、という方も是非テーマごとに選べて、3単位ずつゆっくりなので、履修されませんでしょうか? 予算は大変、安くなっております(^^)。

以下
●校長先生のマネージメントを学ぶ3講義

●指導主事の錬成 3講義

●チーム学校、3講義

●グローバルスクールプログラム 3講義

●IC Tリーダー 3講義

●エビデンスベースの学校改革

ほか、

どれも、私が学び直したいぐらい、充実しております。