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2019フィンランド海外教育実習ーレポート1

 

2019年フィンランド海外教育実習の、「あらすじ」です。詳しくは、もうどこから書けば良いのか・・・

 

の量と質。そして 書く時間はあるのか・・・?ですが、来週ぐらいまでに、柏木ホームページにアップします(願望)。

 

 

 

また、1221日は、東京でのJ-CLILで発表でも少し触れます(@早稲田大学)・・・でもこちらは、2018年度の在外研究中のCLILやフィンランドの教育の最先端の内容が中心です。

 

 

 

CLIL(サーキュラー・エコノミー)(科学×環境×経済×英語)を共に開発した院生らとは、海外の教育学会での発表へと、データ分析中です。この授業開発は、SDGs21世紀型スキルも含む非常にタフな内容でしたが、皆さんやり切ったと思います。

 

 

 

★★院生・学生らによる報告会は、1214日(土)15時~ 大阪教育大学天王寺キャンパスで開催します。どなたでもおこしください。(フライヤーは今、学生たちが必死で作成中です。またアップします)★★

 

 

 

テーマ: フィンランドのスクールリーダーシップに学び、大阪教育大学のCLIL授業の訪問授業を行う

 

 

 

あらすじ:

 

連合教職大学院(4名)と初等教育講座(7名)引率(3名)が、フィンランドのユバスキュラ大学を訪問し、1)教育学部研究所のMika 所長、および同大学講師矢田匠氏から、フィンランドの教育の統合包括的な視点、スクールリーダーシップについて講義を受け、Educational Leadershipについてディスカッションを行いました。また、2)本学海外提携大学であるオーボアカデミー大学附属実習校を訪問し、英語、数学、国語等のフィンランドの授業観察をしました。また、CLIL実践として英語をもちいた、生徒中心で考えさせる三つの授業をしました(A班:サーキュラー・エコノミー、B班:音階とストローブ笛(理科):C班:リズミックダンス創作(体育))。さらに、3)スクールリーダーとして活躍するKaisu-Leena教諭によるユバスキュラ市のクオカラ小学校を訪問し、5年生の「古代エジプトの謎」について、ICT・ヒエログリフの解読をアクティブ・ラーニングで行う講義を見学しました。また、ユバスキュラ大学では、Kristiina Skinari講師から、フィンランド・アカデミーにおける小学校英語が1年生開始になる変革についてヘルシンキでの会議を重ね、その指導法に貢献されているご経験から、1年生開始の意義と課題について、非常に新しく意義深い話を拝聴しました。柏木の方からは日本の英語教育の現在までの成果と課題、2020年の新しい教科書の特徴や、指導者の問題について、少し発表しました。フィンランドでは、ホームルームティーチャーと、ラングイッジティーチャーの両方を目指す、ポジションが生れているようで、「すごくやりがいがあるので、ワクワクしている」と述べていた修士生の目の輝きや、複言語の中の英語、教育の平等、それに基づく英語教育という考え方におおいに感銘をうけました。

 

 

 

また、FKF日本語科では、Tomoko先生が迎えてくださり、文化交流やTea Timeを。日本語を学ぶ20人ぐらいの生徒が、日本語だけでなく文化や社会のことも学び、日本での仕事をするまでに成長されているフィンランドの若者から大いに影響を受けました。Gun前校長先生に再開して、ますますお元気なようすで嬉しいひと時でした。

 

 

 

今年の、湖畔の雪と伝統サウナ体験&ディナーは、心に残るものとなりました。体の芯から熱くなる本格サウナと、アイススイミングは心身ともに蘇る体験です。少々予算がかかりましたが、企画して良かったかな!? 院生・学生らも、半年間の並々ならぬ努力がここに結ばれるためか、ありったけの英語をつないで質問している姿が頼もしいものでした。木っと教員人生がちょっぴり変わるはず(^^)。フィンランド実習を既におえた80名ほどの卒業生も、思い思いの方向で活躍の様子をおききしています。何かを始めるのは、他の誰でもなく自分であるということが伝わっているように思います。

 

 

 

在外研究中の仲間たち、お世話になった方々が、本当に暖かくこのプロジェクトを支えてくださいました。Yada先生が教えてくださったお陰で、Deepなフィンランド研修になったこと心より感謝です。また共に半年間のプロジェクトを指導くださった、同僚のShishido先生のご協力で、グループ学習の山や谷を超えることが出来ました。引率でご参加いただいたTamura先生のご専門が今回のテーマに重なったことも良かったなあと思います。自分自身がさらに勉強したいというワクワク人生の時代から、最近は研究者や教員同士が、スパークして下さり、コラボくださるきっかけになることが、内的動機になっているこの頃です。ポジティブに感じ行動する方々との旅は本当に実りが大きいと思います。体力の続く限りもう少し継続していきたい取り組みです。