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「世界の教育事情」-免許更新講習2019

新しいトピックについての、講演や講習の時は、天使が舞い降りてくるまで、時間がかかるわたしです。この夏の、講習第一領域必修、「世界の教育の動向」準備は、私にとって難関でした。サバティカル中に世界やヨーロッパ各地で学ばさせせていただいたため視野は広がりました。帰国してからは本も読みました。だから余計、何をそぎ落とし、日本の今の様子踏まえて、何伝えたいのか、ねじり鉢巻。教育現場ですぐに応用できるような内容にしたいと思い、工夫して頑張りたいと思います。
事前のアンケートが届きました。たくさんの先生が、毎日大変だから研修にでる暇はなかなかなくて、だから未来に向かって学び、今の自分のやってる事との幅を知りたい。生徒や保護者にたずねられても、自分も勉強している身でありたい。と、思いが書かれていました。やはりそれ読むと、理論踏まえた後に、やってみたくなるworkを用意することにしました。たくさんの海外や日本の先生の取り組みの様子の映像編集もやっと済み、昨年からのアップデート部分が、皆さんに届くかは未知数ですが、受講生と対話しながら進めたいと思います。TALISも、PISAも新しいデータに入れ替わった今年、改めてのデータ読み込みしました。でも、使うのはほんのちょっと。2020新学習指導要領との関係もつかめ、考え、議論する、workにしたいと思っています。最後は、社会✖️英語✖️倫理ジレンマ のworkです。どんな結論がでるかな。後期グローバルプログラムでも少し使うので、バイリンガルでパワポ作成中。

 

さて、昨日、この自分へのつぶやきから2日間が経ちました。最後までパワポ入れ替えたり、時間を考えたりしましたが、無事講習を終えました。63人の先生の様々な先生のお考えが述べられ、皆さんが、新学習指導要領を視野に入れて、「答えのない問い」も授業に取り入れ、チャンレンジされている様子が伝わってきました。もっと対話出来たらなあと思った次第ですが、更新講習のミッションも認定もあるので、そこまで時間が取れません。しかし、やはりどう考えても、日本の先生方の思考力、実践力は素敵です。そういった力を支えるような教育行政になってほしいと思います。

 

講演パワポをアップしました。→このホームページの れんらく2019 の欄にデータを入れました。10日間ほどオープンにしています。

こちらのページには、来週以降のフィンランド教育の講演パワポも、こちらへアップしていきたいと思います。

 

https://www.kashiwagi-lab.com/れんらく2019ーnew-講演パワポはこちら/

①パターンランゲージ パワポ  ②世界の教育事情パワポ ③Theory of Knowledgeに基づく 文化相対 ④21世紀型スキルポートフォリオ