· 

TDL招待シンポジウム無事修了

最高の青空の中でTDL学会無事終了。UBMとclilに焦点が当たる学会でした。専門が完全合致の中、シンポジウムの一つに入れてもらい、本当に焦りましたが、日本ではまだスルーになりがちなUBMと言語習得ですが、ここで発表させていただいたことは本当に良かったです。質問やフィードバックいただき、正にど真ん中の反応でした、また、日本ではまだまだマイナーなUBMがスカンジナビア US A デンマーク オランダ、南欧あたりで、ここまで勢いを持ち、その方向で進めている研究者が増え、実践既に始まっており、方向はこっちで良いな、と確信を持つことができました。Marjolijin Verpoor先生のシンポジウム采配にも驚きました。Opinion Makerとも言える、発表者とのインターアクションです。
さらなる分析方法も学び。なかでも、長く参考にしてきたTeacher Talk .つまり構造化されたインプット、structured inputの Teresa Cadierno先生が、一番前で聞いて下さり、goじゃないかといただけたのは、わたしには記念です。途中何度か...皆さんが、日本の中学生の即興プロダクションのところで、なるほどと、クスクスと笑っていただけたこともあり、何とか伝わったと思います。その後の議論まとめと繋がったようすでした。
Eskildsen氏の講演は、三年前にきいたA A ALから進化し力強くなっていました。先鋒切った研究者は常に最先端を行く宿命にあるのだと思いますが、素晴らしい。全体には、言語習得と、社会的アクション を繋いでいて頷けるデータでした。
そして半年寒い冬を過ごした言語研究所のcalsやreclaの皆さんにあちこちで再会し、一緒にサウナ楽しんだ仲間が聞きにきてくれたり。嬉しかった。

チェアは、 Arja先生で、温かい学会運営で、最後に貢献した学生にも花が一輪送られて、学会運営お疲れ様でした。インタビューに伺ったときも、新参のわたしの話を真剣に聞いてくださった方ですが、言語習得についての発展を心から願っておられるのでしょう。支えておられる。

そして学会途中や前後は、共同研究について、フィードバックもらったり、打ち合わせしたり。
研究デザインについて、前向きな反応いた抱いたり、今後のコラボについて展望を持つため詳しく教わったり。

夜のクルーズでは、アメリカや南欧の政治や教育の課題を話しに聞いたり、神田外語大 秋田教養大学からきたネィテブ教員からお仕事の話を聞いたりしました。4泊のフィンランド滞在は、エネルギーをいただく時間になりました。

2年後はパリのソルボンヌ大学で開催だそうです。私もそれまでにUBMとsocial action進めて見よう。そして何より、日本の小中連携の英語支える枠組みも、これしかないと私は思うのですが、何らかアクションしたいと思います。