· 

ユバスキュラ大学phDコース

I've started to visit elementary schools and junior high schools for seeking a better linkage of language learning through teaching subject content. Not only Finland but every country has its own issues. Finlard, which is highly appreciated for the innovative education, also holds some gaps between policies and practice. The book was written by several researchers here at CALS and my superviser, Dr Taina Saalinen. I am reading the basic context while doing field work and seve...ral semi-strucutured interviews.The book gives me some points of view.
今日から始めた地元の小中一貫校へ、9歳から14歳までの授業の様子を参観させていただき、先生たちとたくさんの会話を持つことができました。温かく受けれていただいた先生方に感謝です。フィンランドの教育は、今は他の国にその方法が輸出されるほど有名ですが、フィンランドもその国なりの政策と実践のギャップがあります。フィンランドの教授たちも言っておられますが、特に高等教育についてのデータがかなり不足です。どこの国にいっても、大学教育では良い教員をそだて、政策に意見をのべられるようなエビデンスを伴う研究が必要ですが、なかなか理想通り進んでません。大学という場所では、目の前に子供が居ないので理想が先に走ってしまい、やったほうがいいことがてんこ盛りに提案され、それが現場に届いたときに実現可能な状況かあまり考慮されていないです。研究者においては、小中義務教育段階では授業はしたことがないが理論面から政策をつくってしまう・・ということがおこります。また、現場では、良し悪しの選択基準が曖昧で、せっかく良い方法もスルーになることもあります。わたしが所属している言語学習研究所では言語教育のエクスパートが集まっています。いわば言語政策を作る側で、すごい勢いで海外論文を発行していますし、研究環境は充実で刺激されます。
 現場訪問は、本日初日ですが、ここでの「常識」は、実践において「常識ではない」という現実にも直面します。実際に何校か尋ねますが、そこでの様子が今どのへんの位置にあって、何が改善されようとしているのか、2020年には小学校3年生開始の英語が1年生開始になるとうい変化もあります。先生方の準備やどのような感じでしょうか。CLILのような教科内容の英語とのコラボはどうなっているでしょうか。個々の先生と会話ができるという幸運をもらいました。授業を公開下さる先生方への尊敬をこめて綴れることを綴っていきたいと思います。

あ~でも、学校はいいです。子供らっていうのは元気をくれるし生き生きと動いている。どのように立派な校舎と設備があっても、先生の言葉かけ一つですべてが変わるし、教育の方法そのもので子供の表情や深まりが全く違ってくる。 そこにデジタル教材があるかどうか、オープンスペースがあるかどうか、目を奪われるのですが、教えるということには実はあまり違いがない。(=日本に設備がなさすぎる状況にしている政策はダメです。それはちょっと頑張ってお金かけてくれないと。)AIが仕事をとってかわると言われるが、教育においてはこの進んだ環境のフィンランドでも、AIは人にはとってかわれないことが証明されているように感じます。
「教育は人」である。ということは真です。

それは育て得るものでもあるので、これからいろんなことを、リポートしていきますが、日本がどうとか、世界にくらべてどうとか、そういうことはどちらでも良いと思っています。世界ランキングは横に置き、
どういうときに子供は深く学び、前にのめりだしていくのか、それが出来る先生がたくさん育つために、どういう大学教育やAcademicキャリアを積んでのぞんでいるのか・・・全体のスケッチがつかめればと思っております。それで、結局日本が一番いい・・という議論ではなく、どの国の先生とも良いものはシェアして、話をしてくる。そんな感じで臨みます。