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アゴラホール

ユバスキュラ大学は、フィランドの風土をいかした有名な建築家である アルバ アールトがデザインした建物があります。フィランドの大学や学校をみると、どれ一つとして、同じ大きさや同じデザインの教室や講義室はありません。そのセクションの目的にあった、建て方がされています。小学校などもオープンスペースがあちこちにあり、それぞれに思い思いの格好で、学びに耽ったり、友達と会話したりするようになっています。今回は私は時間の多くをアゴラビルディングの一角で過ごすことになります。そこにも、短い夏の光をふんだんに取り込む、カフェテリアや、トークルームが、ガラス越しの湖と調和しています。彼は、家族向けの家もデザインし、家族が過ごすのに、一つの部屋でもだめだし、部屋が別々二つでもだめだ・・・とオープンスペースで繋がりながら個々に伸びるような家をつくったといいます。そのスピリットは、フィランドの大学や小中学校でもあちこちに見られます。それにしても、青い空と森と湖にすごくマッチしています。